障害者雇用に向けた準備をはじめよう!
障害者雇用をはじめる前に、まずは社内で障害者の方々を迎える準備をはじめましょう!
担当してもらう仕事を用意する
どんな仕事を担当してもらうかを考えましょう。今ある担当業務の中から見つからなくても、仕事を用意することができます。社内の業務をすべて洗い出して、例えば事務職なら「入力・書類仕分け・シュレッダー…」と細かく分けて見ると、「入力をやってもらえそうだ」など、わかってくることがあります。部門ごとの入力作業を集めて一人分の仕事量にすれば「入力作業を専門に担当してもらう」といった任せ方ができます。
社員に障害者への理解を深めてもらう
現場で障害者と一緒に働くことになる社員に、障害者に関して知ってもらうのも重要です。社内研修や、事業所内で説明会を開催するなどして、「知らない」ことで抱いてしまう不安や負担感を取り除きましょう。
仕事の手順や指示系統を明確にしてマニュアル化する
口頭で説明されると理解や記憶が難しいけれど、順序だてて書いてあれば理解できるという人もいます。工程をシンプルにして手順書を作成すれば、障害者だけでなく誰の目にもわかりやすくなります。また、指示を出す人をあらかじめ決めておくことで、混乱させずに仕事に取り組んでもらいやすくなります。
職場環境を見直す
施設や設備の状況を確認し、必要があれば整備しましょう。チェックポイントの例としては、エレベーターはあるか、危険な段差はないか、通路は整理整頓されているか、照明や音が刺激にならないかなどですが、働く人の障害の種類によっても確認するポイントは変わってきます。